最初のバイクであるGB250を手に入れてからに2年ほど経つと、二輪車の運転もそれなりに慣れてきました。
そして、この頃にはもう少しパワーのある車両が欲しくなり、その頃、流行の真っ直中にあった400ccのレーサーレプリカに目がいきました。
免許制度の問題から、この時代は400ccを上限とするバイクのブームとなっていて、YAMAHAのFZ400RやSUZUKIのGSX-R、KawasakiのGPZ400Rなど、4大メーカーがそれぞれ特徴のあるバイクを販売。
私の場合は一応HONDA党であったため、400ccも買うならやっぱりHONDA車と決めていました。
しかし、この当時はHONDAからCBR400RとVFR400Rの二機種が発売されていて、どちらを選択するのか非常に悩ましい状況でした。この両車はそれぞれ性格に違いがあって、CBRよりVFRの方がよりレーサー風の設計がなされていたのです。
結局、「レプリカはかっこエエ!」という本当に単純な理由でVFRをゲットしました。
当時、仕事をしながら夜間大学に通う毎日だったので、バイクに乗るのも日曜の休日のみ(週休2日が定着する前でしたから・・・)。それも月2回も乗れれば良い方(今と、あまり変わってない・・・!) なので、走行距離はあまり伸びませんでしたが、それでもたまの休みにこれに乗るのが楽しくて仕方ありませんでした。
現在とは異なり大型免許が簡単に取れない時代でしたから、私のような一般庶民にとっては事実上のフラッグシップ・モデルと言えます。エンジンは59psの高出力で、結構な前傾姿勢。当時の最先端技術であったカムギアトレーンやプロアームなど、所有しているだけでも大満足なバイクでした。
もちろん、走らせてみても250ccとは別次元の性能で、慣らし終了後の不慣れな頃は何度か危ない目に遭いそうになったり・・・
CLUBMANに比べて体力が必要なバイクでしたが、本当に気に入っていました。
しかし、購入から1年を経過したある秋の晴れた日、月ヶ瀬方面へツーリングに出かけたときにやってしまいました。
国道369号線を走っていてふとした気の弛みから緩いカーブで後輪をロックさせてしまい、対向車線にいた大型ダンプの側面に激突し一発廃車となってしまったのです・・・(T_T)
この時は、こちらも相手方もあまりスピードが出ておらず、また、ぶつかる直前まで何とか立て直そうと姿勢を保っていたので幸い大した怪我はしませんでした。でも、救急車で運ばれましたが・・・
私のミスから、わずか1年という短さでお別れしてしまったバイクですが、その印象は強烈に脳裏にこびりついていて未だにこの手のスポーツ車両には多大な魅力を感じています。
2009年2月・追記)
この記事を書いた1年後、念願のスーパースポーツCBR1000RRを入手。しかし、調子に乗ってやり過ぎてしまい速度超過で赤切符を頂戴し、短期間のうちにこれを手放しました。以後、私の中で高出力なスポーツ車両に対する気持ちは、潰えたようです。